ΖガンダムエースNo.002

最近Ζのことしか書いてない気がしますが、Ζガンダムエースの感想です。
ネタバレが嫌な人は読まないで下さい(特に「Ζガンダム1/2」)

ΖガンダムII>
劇場版の忠実なコミカライズ。ガンダムエース連載中の『星を継ぐ者』みたいに次第に独自色を出していくのか、このまま原作忠実路線でいくのか。絵はキャラ・メカ共に丁寧で好感が持てます。ブランが妙に野性味ある顔してる。

<デイアフタートゥモロー>
豪華2本立て。
ベルトーチカ
アムロと出会う前のベルトーチカのエピソード。このシリーズの特徴ですが、相変わらず補完がうまいです。彼女がアムロに憧れてた理由とかね。カイの語るコロニー落とし論は、「逆襲のシャア」におけるアクシズ落としを暗示していますね。しかし、ベルトーチカがカイを知らないとは。ホワイトベース隊でも世間的に有名なのはアムロとブライトぐらいのものなんでしょうね。だからカイがフリージャーナリストなんかやってられるんでしょうけど。
・ゲーツ・キャパ編
ガンダム史上、もっとも安定した強化人間ゲーツ・キャパのお話。ギュネイも相当安定した強化人間でしたが、単純に安定性だけではゲーツの方が上でしょう。戦闘能力はともかく。そういう意味では、ゲーツとアッシマーの組み合わせっていいですね。アッシマーもΖ時代の連邦のMSでは唯一量産前提の機体でしたから、安定性は随一でしたでしょうし。この時期のニュータイプ研究所の立場もよく分かるお話。しかし、ジオン残党はなんでアッグなんか使ってるんだ。

<夢で会いましょう>
不条理すぎて意味が分からない……

<プロジェクトΖ>
ガンダムプロジェクトX。会長自ら一技術者を呼び出してプロジェクトを任せるなんて事が、アナハイムみたいな大企業であるんでしょうかね。Ζ開発までの流れは大体既知のものなんですが、カミーユのアイデアがΖに活かされてるという設定がなくなってるのは、劇場版を意識してのことでしょうか。

<犬Ζガンダム
フォウのあれって、問題行動だったのか……さりげなく犬のことが勉強できる変な漫画です。

<SAYONARA>
どうも北爪さんの画風が狭くなってる気が。ロザミィがハマーン(少女時代)にしか見えない……。<デイアフタートゥモロー>ではオーガスタ研はエゥーゴとの戦いが始まった後にティターンズに組してますが、この作品では元々ティターンズの傘下っぽい。本編ではっきり描かれない以上、どちらが正解ともいえませんけどね。イッシキさんはロリコンですか?

Ζガンダム1/2>
再度警告。ネタバレ注意。

で、とりあえず。ティターンズ、気付け!(笑)アムロ捕らえて身体検査も尋問もしないとかあり得ないですから。伝説のニュータイプとか関係ないですから。あと、アムロの影武者ばら撒いて、果たしてどの程度効果があったのか……「SEED DESTINY」のミーア並に仕立て上げればあるいは効果あるかもしれませんけど。マフティー・ナビーユ・エリンやジン・ジャハナムのように実体が敵に知られてないシンボル的存在なら影武者も意味ありますけどね。むしろΖガンダム1/2の方が、Ζの影武者として効果ある気がします。変形機構はリ・ガズィと同様ですが、再変形できる分(そしてフライトユニットをシールドとして使える分)リ・ガズィより優秀かも。それと、長谷川裕一作品って、必ず独自のテーマが織り込まれてるので好きです。
……あ、そういえば、最後までヒロインの本名出ませんでしたね。