今月のガンダムエース(1)

毎度恒例、ガンダムエースの感想です。

<オリジン>
シャア、とうとう土建屋にまで落ちぶれて……という冗談は置いておいて、シャアがジャブロー建設に関わってるとは。この時点でジャブローの情報はジオンに筒抜けですね。この後2度(1stとZで1回ずつ)にわたりシャアがジャブロー攻略に関わることを考えるとなにやら因縁深いものを感じます。
そして、いよいよララァ登場。なんか無理矢理シャアとララァを会わせるために舞台を地球に移したとしか思えない話作りはどうかと思いますが。ともかく、今回の話でララァが地球生まれ地球育ちのニュータイプであることが確定。ウッソもそうなんですけど、そうするとニュータイプが『宇宙空間に適応する為に認識能力が拡大した人間』という定義が当てはまらなくなるような……オリジンにおけるニュータイプの扱いがどうなるか、気になる所です。あと、オリジン版ではララァは娼婦じゃないんですね。
しかし、まさかチャクラム使いが出てくるとは……。テアボロ邸襲撃の時もそうだったんですが、オリジンって時折時代を間違っちゃってるんじゃないかというキャラが出てきますね。銃より強いチャクラムとか、普通はありえない。

<ジ・エッジ>
セイバー撃墜の回。やっぱり「カガリは今泣いているんだ」という台詞は意味不明。けど、その台詞に対するアスランの心情が描かれてたり「俺はお前のようにはやれないんだよ!」というアスランの逆切れ(?)が追加されてたりと、相変わらす本編よりは分かりやすくなってます。しかし、撃墜された後沈み続けるアスランには、そんな場面じゃないとは分かりつつも思わず笑ってしまいました。冷静に考えると、キラに手足もがれたMSも同じ目に合ってる可能性があるわけで、止めささなきゃ殺したことにならないというのはやっぱり違いますよね。シンに責められても自分の責を認め、言い返さないアスランはTV版より大人びて見えました。

星を継ぐ者
カミーユ対カクリコンの対決シーンが格好いい。あえて一撃で倒さずにMK-2を燃え尽きさせようとするカクリコンと、ショックコーンの中に入り込んでカクリコンを撃破するカミーユ。劇場版より燃える展開になってます。その後、シールドを耐熱シールド代わりにして初の大気圏突入を成功させた時のカミーユの表情が最高にいい味出てます。

ハマーンさん>
イジメはよくありません。でも、嫌がらせにも諾々と従ってしまうファビアン、いじめられっ子の素質を満たしすぎ。

<乾ダム>
通常の3倍押し売りしてるクワトロ、何やってんだ。今回は本編の台詞を活かしたネタが多くて○。

<犬ガンダム
久しぶりのガルマ主役の回。つくづく不幸な役が似合うなあ、ガルマ犬。でも、ギャグ漫画じゃなければあれは死んどる。

ガンダムさん
ソロモンを奪還する作戦の詳細が気になってネタに集中できませんでした。