今月のガンダムエース(1)

恒例のガンダムエースの感想です。

<オリジン>
ドズルがいろんな意味で大変なことになってます。気持ちは分からんでもないですが、あの告白は脅迫に近いと思います。ガルマも大変なことになってます。シャアに扇動され呆然としているうちに、いきなり英雄にされちゃいました。しかし、ザビ家は誰も彼もガルマには甘いですね。その分ドズルには厳しいですが。それにしても今回のデギン、顔が富野監督に見えて仕方なかったんですが、気のせいですよね。「政治なぞつまらん」というデギンの言葉は意味深でした。ところで、レビル将軍はなんで“ハラキリ”なんて知ってるんでしょう?
一方、連邦も遂にMSの情報を入手。テム・レイをV作戦のトップに据えたのがゴップ提督というのはかなり意外でした。どうもゴップ提督って保守派のイメージがあるもので。『ギレンの野望』の影響でしょうか。あと、MS−04のデザインが公式とはだいぶ違う……と思ったんですが、よく考えればガンダムやザクのデザインも全然違ったんでしたね、オリジンは。にしても、テム・レイがミノフスキー博士の弟子だったとは……
ところで、この時期にシャアを地球に戻す理由が良く分からないのですが。

ガンダムさん
まともなシャアに違和感を覚えるのはこの漫画ぐらいでしょう。……あ、犬ガンダムハマーンさんもか。

<ジ・エッジ>
アスランとキラの対話シーンがTV版に比べ大分改善されてました。キラも議長をラクス襲撃の犯人と断定してないですし、ハイネやタンホイザー撃ち抜きの件がはっきりキラのせいってことになってますし。その後でアスランがちゃんとタリアに報告もしてますし。アスラン視点の漫画ですが、シンの心情もTVシリーズより良く表されてます。うまく改変してるだけに、今後の展開をきちんと追えるのかが期待半分、不安半分ではありますが。ちなみに、“ラスク”という誤植に、不覚にも爆笑してしまいました。

<乾ダム>
通りすがりで殴られるジェリドが哀れ。カミーユ、真面目にセールスしろ。

<犬ガンダム
とうとうキャラ相関図が必要なまでにキャラ増えちゃいましたか。でも、ウッディとマチルダが再会するって展開は良かったんじゃないでしょうか。